出産報告2



皇太子殿下のお誕生日に、元気な女の子が産まれました!

名前:     カンナ

出生日時:  2007年2月23日 午後1時55分

体重:     2648g

身長:     48cm




●○● 病院にて ●○●


ペットボトルと大きさ比べ

アキ兄ちゃん、いい子いい子

授乳中



●○● 出産レポート ●○●

陣痛開始
2月23日午前3時15分頃、陣痛が始まりました。
1時間ほど様子を見て、ほぼ8分間隔だったので夫を起こし、病院に電話して入院決定!
アキは夫と一緒に寝てたのですが、私達がドタバタしてる最中もそのまま寝てたので義母に後をお願いして、夫とともに病院へ向かいました。義母は22日の夕方から我が家に来てくれてたのですが、グッド・タイミング!まるで義母の到着を待っていたかのような陣痛開始でした。アキを義母に頼めて本当によかったです。
夫と私は5時前に病院に着きましたが、まだ陣痛もそんなに強くなかったので夫には一旦家に帰っててもらいました。

病室にて
助産士さんに「リラックスしてる方がゆっくりとお産が進むので良い」と言われて、病室のベッドに横になってました。陣痛の痛みは1分くらい続くのですが痛みの合間には本当に寝そうになったりして(リラックスしすぎ?)、まだまだ全然余裕。

2回目のお産の分娩時間は、初産の時の半分くらいと言われてたので「午前中には産まれるかな」と思ってたのですが、リラックスしすぎたせいか午前7時頃には陣痛間隔が10分以上にあいてしまいました。午前8時の先生の内診では「子宮口2センチ。このまま陣痛進まないようなら一旦家に帰ってもらおうかな」と脅され、「帰るくらいなら(院内を)歩きます!」と宣言!この時の痛みはひどい生理痛くらいで、お腹を抱えて丸まっていたい気持ちでしたが、横になってる場合ではありません。


入院初日の朝食
朝食
8時半に朝食が届いたのですが豪華でビックリ!産前なのにこんなデラックスな食事を摂ってしまっていいの?と思いつつも、しっかりいただきました。食べ始めると急に陣痛が調子よく進みだし、5、6分間隔に。朝食パワー!?
痛みの波が来るたびに横になって耐えて痛みが過ぎ去るのを待ち、波が去るとまた起き上がって続きを食べる、というのの繰り返し・・・。おいしいお食事なのに陣痛に邪魔されて落ち着いて食べられないのが本当に残念!

特にシナモンとアーモンドスライスの厚焼きトーストがメチャうまで、トーストに齧りついてたところ先生が突然現れ「食べてるようじゃ(お産は)まだまだだね」と笑いながら去って行きました。いや、今メチャクチャ苦しみながら食べてるんですけど・・・。


アクティブ・チェア
9時頃、そろそろ陣痛がつらくなってきたので夫に連絡し、立会いのために病院に来てもらいました。痛みは2分くらい続くようになりましたが、合間はまだ余裕。横になっていると楽なのですが、それでは陣痛が進まないので、助産士さんが持ってきてくれたアクティブ・チェアに挑戦!→
木馬みたいな椅子で、またがって揺れてると陣痛が進むのだそうです。

が、私には歩く方が効くような気がしたので、痛くない時はウロウロ歩き、痛い時はチェアに座って夫に腰をさすってもらってました。赤ちゃんはこの間も時々胎動で元気なことを知らせてくれてました。

11時頃、助産士さんが持ってきたラマーズ法のビデオをアクティブ・チェアにまたがりながら見たのですが、痛い時間が長くなってきてグッタリして、あまり集中して見られませんでした。

遠のく陣痛をこの椅子で呼び戻す


分娩台にて
12時頃、分娩台へ移動しましたが、どうも寝る姿勢になると陣痛が遠のいてしまいます。そういえばアキの時も分娩台で遠のいたんでした。で、分娩台にあぐらをかいて座ってました。この頃は「(お産が)早く終わってほしい」という気持ちと、痛みの波が来るのが嫌で「ちょっと待って、休ませて〜」という気持ちとが渦巻いて、陣痛間隔があくとついホッとしてしまいました。

分娩台でも昼食が運ばれてきました。助産士さんには「体力勝負だから少しでも食べた方がよい」とすすめられたのですが、全然食欲がなかったので、小さいおにぎりを一つとデザートのいちごだけ食べて、後は夫に食べてもらいました。


誕生!!
誕生
そうこうするうちにだんだん内側から押される感じが強くなってきて、子宮口全開!
助産士さんに「深く息を吸って、息止めて、いきんで!」と言われたのですが、なぜかいきみたくなくて、コッソリ鼻から息を抜いてたら助産士さんに叱られました。アキの時は、「いきむな」と言われてもいきんでしまってたのに、今回はいきむのが辛くて「もう無理!いきめない〜。誰か出してくれ〜」と思ってました。

しかし、終わらせないことには仕方がないので、しぶしぶ先生と助産士さんの指令に従っていきんでみると、ズルズルっと何度か何かが出る感触。「もういきまなくていいから、深く息吐いて」と言われてホッとしました。
産後の一番の感想は「よかった、終わった!!」でした。夫がねぎらってくれて安堵しました。


赤ちゃん
赤ちゃんは産まれでた直後から小さなかわいい声でよく泣いてて「ああ、元気だな〜」と思いました。
手も足も細くて小さな赤ちゃん。妊婦検診では「大きい」と言われ続けてたのに、産まれてみればアキが生まれた時よりも小さかったのでした。

産後
切った所を縫う産後の処置は、前回は本当に痛かったけど、今回はあまり痛くなくて、やっぱり先生の腕によるんだな〜と思いました。切るのは今回も全然痛くなかったです。

でも、今回は後陣痛(産後の子宮収縮の痛み)が強烈でした。1人目よりも2人目の方がつらいとは聞いていましたが、前回は全然痛くなかったのに今回は本当に痛かったです。助産士さんに「痛み止めありますよ」とすすめられたのですが、薬を飲むのはあまり好きではないので一旦断ったものの、内臓を内側で絞られるような感覚と腰がミシミシときしむような感覚とで、あまりの痛さに気持ち悪くなって吐いてしまいました。
で、結局痛み止めを頼みました・・・。

初めてのおっぱい
産まれた直後の授乳は、後陣痛があまりにつらいのでやめておこうかと思いましたが(授乳すると子宮収縮が促されてしまう)、赤ちゃんが何か探してるような仕草をしているのを見て思わず授乳させてもらいました。まだお乳なんて出ないのですが、ちゃんとチューチュー吸ってくれてかわいい!嬉しい!!懐かしい感覚です。(^^)

左のおっぱいで授乳した後、右のおっぱいで授乳しようとしたら、うまく吸いつけなかった赤ちゃんがちょっと怒ってるような泣き方をして、それがまたかわいい!!短時間の授乳でしたが大満足でした。

しかし、その後の子宮収縮の痛みはやはりつらくて、出産日からの完全母乳はあきらめ、助産士さんと相談の結果、一日休ませてもらって翌日から母子同室にすることにしました。前回のお産以上に今回は本当に疲れきったので、まずはママが体力回復しなくては、ということで。


パパの指をおしゃぶり
しようとしてます


ひと仕事終えて
夕方、アキ・パパ・義母がお見舞いに来てくれました。そういえばアキは昨晩「ママ、がんばってね」と応援してくれたのです。ママ、がんばったよ!(^^)

昼の出産だったこともあり、アキの時とは違って、夜までの時間をウトウトしたり、新聞を読んだり、のんびりと過ごして夜10時就寝。ひと仕事成し終えてホッとしつつ眠りにつきました。

出産全般を通しての感想
2回目のお産なのに、なぜかアキの時よりたいへんでした。「赤ちゃんが大きいせいかしら?」と思ったら、アキより小さかった・・・。てことは、やはり年のせい??
特に後陣痛が本当につらかったです。後陣痛は1人目より2人目、2人目より3人目の方がつらいと聞きますが、2人目の今回でも相当つらかったので「3人目はもう無理・・・」と思いました。

と思ったんですが・・・。(つづく)



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